尿路結石ってどんな病気?

 尿路結石・尿管結石とはその名の通り、尿路に石ができてしまう病気です。別名を「富裕病」とも言い、食生活の欧米化にともなって日本での発症例が増えているようです。
 結石にはいろいろな種類があります。その8割はシュウ酸カルシウムで、ギザギザしているのが特徴です。尿管を傷つけやすいです。他にはリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムアンモニウム、尿酸、シスチンが原因となっています。石の成分がわかると再発防止につながります。
 圧倒的に男性に多い病気です。
 原因は上記の成分が何らかの事情によって飽和状態になり結晶となります。詳しい原因については不明な場合が多いらしいですが、尿路感染や代謝異常、ホルモンのバランス、薬などが原因となるケースがあるようです。

尿路結石の治療方法

 尿路結石・尿管結石の治療法には大きく分けて「保存療法」と「侵襲的療法」があります。これは結石の大きさによってどちらかを選択します。
 「保存療法」は自然に尿と一緒に結石を排出させる方法です。結石の大きさが1cm以下の場合に使う方法です。ビールやお茶などを大量に飲んで尿管の運動を活発にさせて結石を下降させます。また、結石の種類にもよりますが尿をアルカリ性にする薬などを投与することで、結石を溶かして出す方法もあります。
 「侵襲的療法」は体内の結石を砕くことで排出させる方法です。結石が1cm以上で、尿の流れが悪くなり水腎症の恐れがある場合や、薬の効果がない場合、激しい痛みをともなう場合に使われる方法です。衝撃波を結石にぶつけることで砕くようですが、腎臓の組織もダメージを受け血尿がでる場合がほとんどのようです。
 また、昔は開腹手術をする場合もあったようです。

尿路結石の予防・再発防止

 尿路結石・尿管結石は再発しやすい病気と言われています。日々の生活を工夫することで予防しましょう。
 まずは水分をたっぷり取りましょう。水分が少ないと飽和状態になりやすく、結石ができやすくなります。1日2リットルを目安にたくさん水分を取りましょう。
 つぎにカルシウムやマグネシウムを適度にとるように心掛けましょう。そのためには肉中心の食生活を改め、野菜や海草、青魚をとるように意識しましょう。
 また塩分や砂糖も控えめにしたほうが良いです。基本的にはバランスよく食事をとり、適度に運動をすることが尿路結石の予防につながります。
 あとは再発しやすい病気ということで、定期健診を受けることで確実に予防しましょう。
 特に40代、50代の男性は注意しましょう。

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